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2006年9月11日 (月)

鬼娘とわたくし(トルコ1)

かえってきましたよ。

10日間。

長かったような、短かったような。

いくつかに区切ってお届けいたします。

:::::

予想していたことではあったが、

ツアー、33人、平均年齢はおそらく

70歳くらいだったと思う。

わずかに生気が感じられるのは

わたくしと同じく

両親と参加の19歳の大学生男子、

そして、

母親と参加の三十路と思しき女性、

そして、

いとこ同士で参加の

美人二人(30歳と判明)。

それに添乗員のポン子(仮名。命名父・ヒロシ)

この棺おけに片足を突っ込んだような

ツアー、

毎日泊るホテルがかわるという強行軍なので

途中で死人がでるのではないか、

若干の不安を残しつつスタートした。

順を追っていくと、

面倒なので、適当にくぎってご報告します。

親子参加、というと

「両親の面倒をかいがいしく見る娘。

それをほのぼのと見つめる、まわりの

じじばばたち」のような役割が

期待されるらしい。

しかし、わたくしはとても短気。

何かと、そうじゃないだろう、

そこはちがうでしょ、

ひじをつくな、

あー、もう、こぼしてるこぼしてる、

のように、

両親、(特にヒロシ)を

怒りまくり、

しょっぱなから

ほかの参加者から

「おたくのお嬢さんは厳しいですな」

「お父様やられっぱなしね、おほほ」のような

「口うるさい鬼娘」のレッテルをはられていた。

夜にイスタンブールに到着し、

これで休める、と

安心したのもつかの間、

ヒルトンにチェックインするなり、

「わー、ここにあるお菓子食べていいのかなー」と

部屋のミニ・バーのお菓子を

完全に温泉旅館のお茶請けと間違えて

開封しようとするタカコ、

昼間にガイドが

「トルコ人はチャイを飲んで休憩します」といって

いたのが印象に残っていたのであろう、

フロントで両替をするのに、

トルコの通貨単位「リラ」を、「チャイ」と

間違えて、

「チャイのコインを混ぜてくれ」などと

頼んで、

ホテルの人を困惑させているヒロシなどを

叱りまくり、疲れはたまっていく一方。

まず、2日目の朝の観光のころから、

昼食時、

わたくしの前に座っていた夫婦が

目をむいて、こういった。

「あらー、おたくさま、

ご主人だけジュースでお嬢さんと奥様は

ビール?

わたしてっきり、

おじょう様がジュースかと思ったら・・・」

ここで、わたくしは

「口うるさい上に、酒まで飲む

鬼娘」

に昇進した。

さらに、

トルコ石屋で、それまで

冷たくあしらっていたヒロシにすりより、

娘の懐柔した態度に気をよくした

ヒロシから9万のネックレスを買ってもらい、

(母は)13万くらいか)

どっかのおじさんから

「ほほう、金庫番の時はお父様も

人気者ですな」と

皮肉を言われたが、

さらに

「ええ。もう少しお金のある金庫だといいんですけどね」と

こたえて

相手に引かれ、

「口うるさいうえに、酒を飲むだけでは

あきたらず、

年金生活の父から金をむしりとる

鬼娘」となった。

さらに、

行く先々の小さな店で

何を買うにも向こうがびびるくらい

値切る姿をみて、

どっかのおじさんに

「おねえちゃん、それはちょっとかわいそうじゃないかい?」と

言われ、

「口うるさい上に、

酒を飲み、

年金生活の父から金をむしりとるくせに、

自分の財布の紐はかたい

けちくさい鬼娘」として

ゆるぎない「だめ」印を

押されながら

旅を続けたのであった。

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